春のような陽気になってきたので、種を10種類くらいまぜてばら撒いた。
1回目:2月15日→10日くらいで双葉がたくさん出てきた
2回目:2月28日
実験:引き続き不耕起栽培を続けるが、草だけではなく、他のものを地上部に投入したら、どのように変化するのか?
畝④ 南側 鶏糞&炭投入 北側 30cmほどの穴をあけて落ち葉投入
畝② 全面 バーク堆肥&炭を5cmの厚みで投入
比較① 人参を畝②と畝③で栽培する
比較② レタスを畝②と畝④と畝⑧で栽培する
自然農で土壌の上に草を敷くのは、それを分解する微生物を活性化させ、その微生物の働きを通して植物に栄養を送り込むためである。それと同じで、私たちが食物繊維を多く摂るのは、大腸という土壌の上に草(繊維)を敷くのと同じことである。食物繊維によって微生物が活性化し、その微生物の働きを通して人間に栄養が送り込まれる。植物の根が栄養を吸収する場であるように、我々の大腸もまた栄養を吸収する場であり、環境に対して開かれている。つまり、大腸は人間の内側にあるのではなく、根と同様に外側にある。植物の葉は光合成を行うが、人間の皮膚もまた光を通してビタミンを生成する。植物の葉と人間の皮膚は天を受け入れ、植物の根と人間の大腸は地を受け入れる。驚くべきこの相似形。
タンパク質(1日65g)
①大豆100g (タンパク質 33g)→1日80g摂取=タンパク質26.4g
②小麦100g(タンパク質8g)→1日200g摂取=タンパク質16g
③玄米100g (タンパク質6.8g)→1日300g摂取=タンパク質20.4g
④卵1個(タンパク質 8.6g)→1日1個摂取=タンパク質8.6g
この四つだけで必要摂取量を超えてしまう。普通にご飯、パン、納豆、豆腐、卵焼きを日常的に食べればよく、肉魚は必須ではないということになる。
耕作面積(畑 2.2a 水田 2a)
①大豆 10a当たり収量=130kg 1年摂取量 29.2kg → 必要面積 2.2a(冬作は小麦)
②小麦 10a当たり収量=322kg 作付面積 2.2a → 1年摂取量 70.8kg
③コメ 10a当たり収量=530kg 1年摂取量 109.5kg → 作付面積 2a
④ニワトリ 1~2羽
4人家族であれば、畑8.8aと水田8a+野菜用の畑2a+自宅&鶏舎1.2a=20aが食糧自給に必要な土地の大きさになろう。猟や漁、池で養殖などできる環境なら、畑の面積を半分程度に減らすことができる。
2月18日 明日から雨が降るので今年初めて種を蒔く(最高気温12℃くらい)
ノコ鎌を畝に刺してみたらかなり深くまで刺さった。畝の端がまだ浅くまでしか刺さらないので、畝の端で麦系の緑肥(ライ麦)を植えることにする。
①時なし大根→発芽はしたが大きくならず(6月現在)
②みやま小かぶ→全く発芽せず
③春蒔五寸人参→順調◎
④早生丸葉小松菜→ほとんど発芽せず
⑤ノーベル法蓮草→発芽はしたが大きくならずに塔立ち
⑥美味タス→順調◎
2月19日 畝の端にライ麦を植える。ピーマンとナスを育苗箱に種蒔き。福岡正信『わら一本の革命』を参考にして、ハッピーヒルを小麦の間に種蒔き。この実験が成功すれば、手間が省けてよい。これまで六条大麦を作ってきたが、種籾を自力で取ることができないので、来年からは裸麦に挑戦しようと思う。収穫時期も5月と早く、次に植える陸稲や大豆との連結もよい。夜から雨。
6月10日 結果:アブラナ科の春蒔きは全くうまくいかない…