色んな論文を読んで得た発見をいくつか。
①緑肥による微生物多様性の減少
緑肥を地面に漉き込むと、ある種の微生物だけが大量発生し、微生物の多様性が一時的に失われる。それによって植物の初期の成長を阻害することがあるが、徐々に多様性は回復する。牛糞を投入した場合、微生物の多様性は失われないらしい。
→なるほど。やはり微生物の多様性が植物の成長には大事なのか!
②C/N比の安定化
ウッドチップなどC/N比の高い資材を入れると、1年後にはC/N比は20くらいまで急激に落ち、2-3年で微生物がすべて分解し、C/N比は11程度に落ちるらしい。全ての生物性有機物は、最終的にはC/N比が11程度に安定するとのこと。
→バーク堆肥などは、2-3年たったら漉き込めばいいということ?